主催者について
藤本綾芽(ふじもとあやめ)。活動名は「あやめT」。1996年1月28日生まれ。剣道歴23年。剣道四段、居合道二段。
主な実績
中学時代に神埼市長旗全国選抜中学生剣道大会優勝(団体)。長野県居合道大会団体・個人優勝などがある。
剣道日本CSテレビ朝日「剣道女子」出演、剣道時代インターナショナル、習い事スクスク、Yahoo!ニュース、熱海新聞2回掲載。熱海経済新聞掲載。Yahoo!ニュース掲載。静岡FM K-MIX SUZUKIマスタートーク出演。
個人参加型の菖蒲稽古会は北海道、静岡、兵庫、福岡などで九回開催。参加者の最高人数は330人。
目 標
「誰もがはじめやすく継続しやすい剣道」と「試合・審査以外の剣道の楽しみ方の普及」。
活 動
菖蒲稽古会
年齢、実力、段位、経験年数、実績、立場等関係なく参加でき、子供から大人まで全国の各地から剣士が集う菖蒲稽古会を企画・運営。開催依頼は syobukeikokai@gmail.com までお気軽にご相談ください。
稽古会の企画運営
現在は、プロ剣道家 梶谷彪雅先生の「彪進会」の企画、クラウドファンディング立ち上げ・運営、当日の進行などをさせていただいております。
地域道場取材
テレビや新聞、剣道雑誌などに取り上げられなくても、人数や試合経験や実績が少なくても、全国には地域で頑張る道場が沢山ある。そんな道場を沢山の人に知ってほしい!! …という私の勝手な思いで始めた企画。第一弾は、北海道苫小牧市の「沼ノ端駅真武館」を取材しに行きました。※完全に自己満足の趣味です。
出張講師・講演
ご依頼をいただいた団体様の活動場所で、指導や講演等をさせていただいております。
考え方
私は、「誰もがはじめやすく、継続しやすい剣道」と「試合・審査以外の剣道をする目的づくり」を目指しています。
その様子や少年剣道指導の様子をSNSに掲載していると…「楽しい剣道を普及している人」と思われることがあるらしく、「楽しいだけじゃ強くならない」「本当の剣道はそうじゃない」「高段者でもないのに偉そうに」「弱いくせに何様のつもりだ」などと言われることがあります。
わずかな期間ではありますが、私も日本一を目指して厳しい剣道生活を送ったことがあるので、「楽しいだけの稽古では強くならない」ことは分かります。たとえ年間1000試合をこなしても、春の全国選抜・県選抜を優勝しても、全中予選はたった一本を取り返せずに負けて夏が終わる…。そんな勝負の厳しさも少しは経験させていただきました。
しかし、「強さ」や「段位」だけが「剣道を続ける基準・剣道を評価される基準」になってしまうと、剣道を続けづらい(離れる・辞める)人や、剣道を好きでいるのが難しくなる人が多いと私は思うのです。コロナ禍で文通を300人以上、SNSメッセージを合わせれば500人以上の子供剣士や指導者、保護者の方と剣道のお話をさせていただいた中でそう感じました。
剣道をしているだけで楽しいとか、毎週のお稽古を頑張るのが好きな人もいるんです。
「剣道普及」や「剣道の継続率を増やす」のに大切なことは、「剣道を始める人・続ける人が増える」ことではないでしょうか?私は「強さ」とは分けて考えています。
剣道が強い人が増えても、剣道を始める人・続ける人も増えなければ剣道人口は増えません。
もちろん、「楽しけりゃなんでもいいじゃん!」「強くなりたい人と楽しくやりたい人が同じ道場で一緒に練習すればいいじゃん!」という風には思っていませんし、強くなりたい人を否定するつもりも一切ございません。
いろんな剣道の楽しみ方があっていいのではないかと私は思います。むしろ、いろんな目的の人が楽しめるものにならないと「普及」は難しいのではないでしょうか?
剣道はもっとみんなで楽しめる。日本の素晴らしい武道ですから、みんなでシェアしなきゃもったいない!!!
SNSで開催したイベント
すぶりカレンダー杯、子ども剣士の剣道イラストをすぶりカレンダーに掲載、196人による「心をつなぐ正面打ち!」、ミニ剣道マスコットプレゼント「サインください!」、1歳〜小学6年生456名による「全国素振り剣道大会2022」、クマちゃん争奪ちびっ子着装コンテストなど。
★上記のイベント等の景品や応援をしたいと思った剣士130名以上に手作りの剣道マスコットを贈る。
★全国素振り剣道大会2022では、参加者456名全員に景品を発送。
★大人が1本買うと子供用竹刀を1本ゲット or 寄付できる竹刀を考案し、寄付された竹刀はインスタグラムでプレゼント企画を実施して日本のどこかで剣道をする剣士に送ったり、菖蒲稽古会でプレゼントしている。
★自身でデザインした袴をインスタグラムでプレゼント企画を実施して子供〜大人の女性剣士に贈る。(自己満足)
菖蒲稽古会のきっかけ
「剣道なんか大嫌い!! 一生やらへん!!」
私が中学時代に団体で全国選抜大会を優勝させていただき、その結果のおかげで特待生として私立の高校に進学したけれど、学校側に問題があって大好きだった剣道を現役で辞めました時に、親に吐き捨てた言葉です。
剣道の…とくに「勝負剣道」しかしてこなかったその時の私は、「選手じゃない自分に価値はない」「試合ないなら稽古する意味がない」と思い、全国で再会を誓った友達に対する後ろめたさや、とにかく周りの人に対する羨ましさで剣道が大嫌いになり、稽古にも行かなくなった過去があります。
当然ですけど、剣道って試合や審査だけのためにやるものじゃないですよね。やりたいからやる。辞めたってまたはじめればいい。それを沢山の剣道関係者から教えていただき、支えてもらったおかげで私は今も剣道をしています。菖蒲稽古会は、その恩返しです。
作成したコンテンツ
すぶりカレンダー(剣道日本・剣道時代・剣道時代インターナショナル掲載)、けんどうのきょうかしょ、子ども剣士用「剣道初心者セット」、子ども剣士用 コロナ禍の試合ルール、子ども剣道ガイドライン(剣道日本掲載)、保護者のための剣道マニュアル【試合編】、試合場係の主なやり方、剣道の審判の色々!など。
少年剣道の指導現場では、初心者や上手くできない子、不器用な子、実力のない子…などに対し、適切かつ丁寧な指導が行き届かないケースも多いようです。(特に指導者が不足している道場や、意見を言いづらい道場。)例えば、「剣道着・袴の着方や防具の付け方は教えてる暇がないので、YouTubeでも調べて家で出来るようになってきて下さい」と指導者に言われ、動画を見ながら練習して、家で付けてきた剣道着や防具の着装を見せると「それは違う」「汚い」とだけ言われる…みたいな感じです。
そんな「分かりづらさ」を解消したいが、相手は先生だから・高段者だからとか、うちは初心者だから・剣道のこと知らないから…と「言いづらい」。これを解消するお手伝いができればと思い、そのシーンに特化したコンテンツ作りを始めました。